ゆとりの中のゆとり。

大阪・1000人の店長でつくるバー「週間マガリ」の珍妙なる日々。

バーでウザがられる人の生態系(決定版!)

”マガリ”なりにもバーのオーナーなんかやっているのと

色んな行きつけのバーやカフェに通った体験から、

 

「あ〜こうゆうお客がウザがられるのね。笑」というものをコレクションしてみました。


あっちなみにここでいう「BAR」とは、コミュニティ色の強い、主に個人店を指します(スナックなども含む)。料理やカクテルを愉しむ、居酒屋チェーンやオーセンティックなバーとは似て非なるものなのでご了承を。

 
またこれだけ気をつけていると、よほどの人格破綻者でもないかぎり店主や他のお客さんにウザがられることはないと思いますので、ご参考下さい(管理人の独断と偏見もおりまざっているので、あくまで参考程度にw)。

 

そんじゃ、すたーと。

 
①ドリンクは3杯ぐらい頼む。
 スタバじゃないので、一杯や水で何時間もねばるのはやめましょう。友達の店や続いて欲しい店にはお金を少しでも払いたい僕は、お酒弱いですがソフトドリンクをがぶ飲みしています(笑)。もしくは隣の女子たちに一杯ごちそう。財布がダブついているのなら「これはぼくのおごりだ!さあさあみんな飲みたまえ」と叫んでは、ドンペリニヨンでシャンパンタワーするなど散財しましょう。
 

 
②オープン前や閉店ギリギリに行かない。
 飲食店に限らず、イベントとかでも開店・開始前に行っちゃう人がいますが、これは本当にオススメしません。考えてみてください。好きな女の子が自宅に遊びに来ると言って、集合時間の30分前に来ることを。あなたは入念に掃除機をかけている頃でしょう。オープン前とはテンパっている時間帯なんです。
 

 
③最初の30分は相手の出方をうかがう。
 はじめてのバーで「オラオラ俺様ルール」は通用しません。個人店の法律はマスターです(笑)。まずは、店長や常連客がどんな人なのか、どんな雰囲気でノリなのか、ジャブを打ちながら観察、その流儀の中でいかに楽しむかを意識しましょう。たまに自称ムードメーカーがでしゃばって場を仕切り出したりしますが、はじめての店でそれをやると必ずウザがられます。
 


④大勢で騒がない。
 ファミレスじゃないので、大勢で押しかけて内輪話に花を咲かせるのは控えましょう。多くても2人〜4人がオススメ。あとカップルで行ってイチャつくなど、店によっては嫌われます(そうマガリとか)。
 


⑤マウンティングはしない。
 友人と黒霧島しか置いてないようなスナックに行った時「ロングランドアイスティーひとつ」とドヤ顔で友人が頼んだ時は、顔から火が出るほど恥ずかしかったです。オーセンティックなお酒を楽しむバーでもないかぎり、お酒に詳しいアピールは寒いです。あと隣の客に人生哲学語ったり、ジョーダンを真に受けてガチギレする人ももれなくウザがられるので、老害扱いされたい方は積極的にこれらを話していきましょう。
 


⑥全体のバイブスを感じる。
 ひたすら自分の話しかしないおしゃべりも鬱陶しがられますが、むっつりサイコ野郎も同じぐらい鬱陶しがられます。会話はバランスよく計画的に。
 


⑦いうまでもないですが。
 セクハラや喧嘩、店員に偉そう、勧誘目的や出会い厨は論外です。これらは出禁くらわされる可能性があるのはもちろん、人としていろいろ終わっているのでやめましょう。
 


⑧新しく来た人をもてなす。
 めでたく常連になっても、常連同士で馴れ合ったり、常連アピールはダサいのでやめましょう。新しくきてくれた人をもてなせてこそ、真の常連です。
 


⑨行く行く詐欺はやめる。
 少し番外編になりますが、店主やイベントの主催者に一発で嫌われる必殺技をお教えします。「そのイベント行くね!」とわざわざ口約束、期待させておいて、行かないことです(行けないと最初から断るより5000倍威力あります)。
 僕はもう慣れたので「行く行く詐欺」とか言ってネタにしておりますが「10人来るって言ってたのに誰もこない。」とか、イベント主催がはじめての人からするとトラウマものです。笑
 誘われた人は、行く気がない場合にはちゃんと断る勇気。誘う人も「行く行く詐欺」と割り切るぐらいの器のデカさ。これが一番平和への近道です。
 それと、Facebookのイベントページなどに「行けないアピール」をわざわざ投稿する謎の自己弁護も同じぐらい嫌われるのでオススメです。笑
 


いろいろ書いていて、めんどくせ〜

と思うかもですが、逆にこれだけ頭に入れておけば大体のバーやスナックは楽しめます(笑)

 
それに、ごちゃごちゃ述べてきましたが、要は「気遣い」のたった一言で片付けられます。

 

バーは飲食店である前にコミュニティです。

チェーン店みたいにお客様は神様みたいに振舞ってはいけません(チェーン店でももちろんダメですが)。ぜひ、バーで人間力をアップさせましょう(管理人が言っても説得力ないのは気のせい)。

 

 

 

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こにし・りょう/週間マガリの窓口(代表管理人)

1988年、大阪府出身。「君には他にないキモさがある。」と謎の採用理由で広告代理店に就職するも2ヶ月で脱サラ。24歳のときに、1000人の店長でつくるバー「週間マガリ」を立ち上げる。

ほかにも、二千人動員のソロ充フェス「恋人イナイイナイバー」、シェアハウス苦手なアナタに「めぞん一服」など、得体の知れない活動に精を出す。朝は母に起こされて1日が始まるという、意識低い系ゆとり起業家。